敗戦後論 (ちくま文庫)電子ブックのダウンロード

敗戦後論 (ちくま文庫)

, 加藤典洋

敗戦後論 (ちくま文庫) は 加藤典洋 によって作成されました 各コピー935で販売されました. Le livre publié par 筑摩書房 (2005/12/10). Il contient 210 ページ pages et classé dans le genre genre. Ce livre a une bonne réponse du lecteur, il a la cote 3.7 des lecteurs 27. Inscrivez-vous maintenant pour accéder à des milliers de livres disponibles pour téléchargement gratuit. L'inscription était gratuite.
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敗戦後論 (ちくま文庫)電子ブックのダウンロード - 「戦後」とは何か? 敗戦国が背負わなければならなかった「ねじれ」から、われわれはどのような可能性を受けとるべきなのか? 自国の戦死者への弔いが先か、被侵略国の犠牲者への謝罪が先か。発表後、大きな反響を巻き起こしたラディカルな議論の原点が蘇る。靖国問題や政治と文学について考えるための基本書。敗戦後論 (ちくま文庫)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
著者の逝去を知って読む。「敗戦後論」「戦後後論」「語り口の問題」の3つの論考がセットになっている。著者は「『敗戦後論』が政治篇、『戦後後論』が文学篇、そして『語り口の問題』が、その両者をつなぎ、その他の問題意識と相渉るところで書かれた、蝶番の論(p.337)」と言う。「敗戦後論」は発表されて20年以上過ぎても新鮮だ。それは、著者の言う、戦後日本の「ねじれ」やそれを隠蔽する日本社会や言論のあり方が20年たっても変わっていないということだろう。「わたし達はいまからでも遅くないから、やはり現行憲法を一度国民投票的手段で『選び直す』必要がある(p.81)」とか、「悪い戦争にかりだされて死んだ死者を、無意味のまま、深く哀悼」し、それが「二千万のアジアの死者の前に立たせる(p.83)」ようなあり方を求めることが必要だという著者の主張は(賛同するかはともかく)今も意味がある。「戦後後論」は文学に疎いので斜め読み、「語り口の問題」は拾い読みになってしまった(この論考の題材となるアーレント自体が私には超難解だ)。あと2つ。私は、太宰治について「青年期にハマる人は多いけれど歳を取ると読んでいて鬱陶しい」というイメージをもっていたのだが、著者が「太宰の文学だけは、戦前と戦後のあいだの水門が開かれても、ぴくりとも水が動かない(p.149)」という形で評価しているのが興味深かった。再読してみようかと思う。あと「『敗者』の位置を動こうとはしなかった(p.97)」「自分の中で『恥ずべき汚点』の自覚の薄れるのをこそ恐れて生きた(p.101)」と著者に評される大岡昇平も読まないといけないなと思う。広島にある在日原爆犠牲者慰霊碑についての補注(pp.308-309)を読み、それが平和公園に受け入れられなかったという誤認を私も正された。
によって 加藤典洋
5つ星のうち (27 人の読者)

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